がんに効くキチン・キトサン

かに

キチン・キトサンは、一般的にカニやエビなどの甲殻類から抽出されるもので、免疫の強化、老化抑制、体内リズムの調整などの役割を果たします。

がんに関係したところは、マウスを使った実験において、体重1kgあたり0.01mgという微量でもがん細胞の転移抑制がみられ、T細胞の活性化が確認されています。

キチン・キトサンは自然界に存在する物質の中では珍しく陽イオン性のものです。これはつまり、抗酸化作用を持っているということです。

がん細胞の周囲は陰イオンとなっており、ここに陽イオン性のキチン・キトサンが接触すると、がん細胞は破壊されるという強力な効果があります。

キチン・キトサンのさまざまな作用

キチン・キトサンにはどのような薬理作用があるのでしょうか。それは以下のようなものとなっています。

①キチン・キトサンには血圧降下とコレステロール調整の作用があります。これによって、高血圧、高コレステロール血症、心臓病の予防や治療などの効果が期待できます。

②免疫賦活作用があり、アトピーを含むアレルギー性疾患の予防や改善、また、がんの予防・改善の効果が期待できます。

③皮膚の損傷(内蔵表面の潰瘍なども含まれる)に対する治療促進効果があります。これにより、潰瘍や外傷の回復を早める効果が期待できます。

④重金属の排出促進作用があります。重金属の中には、発がん性物質が多くあるため、排出によって特に肺がんや大腸がんの予防効果が期待できます。重金属は一度体内に入ってしまうと簡単に体外に排泄されない厄介な性質があるのでこの効果は嬉しいものです。

⑤抗血栓作用があり、これによって脳血栓、心筋梗塞、肺梗塞の予防を期待できます。

⑥抗菌・抗カビ作用があります。またビフィズス菌をはじめとする腸内有用菌の増殖作用があります。これによって、腸内腐敗菌の影響によって発症しやすい大腸がんの予防を期待できます。

⑦うつ病や自律神経失調症などの精神疾患に対しても効果があります。脳の神経伝達物質に影響を与えて、情緒を安定させ、攻撃性の高い人を落ち着かせ、うつ傾向の方には精神を高揚させるなどバランスを取り戻す助けになります。

⑧放射線治療による副作用や後遺症を和らげてくれる効果があります。

このように、キチン・キトサンには様々な薬理作用があります。がん対策がメインというより、補助的な位置で使用するとよいかもしれません。