がんに良いとされる野菜 ピーマン・ねぎ・しょうが

ピーマン
がんに良いとされる野菜は世の中にいくつもありますが、その中でもここでは特にピーマンとねぎとしょうがに光を当てています。どのようにこれらの野菜ががん対策に有効なのでしょうか。

ピーマン

夏野菜の代表格ピーマン、その苦さゆえに苦手とするお子様は昔も今も変わらずに一定数を誇ります。

しかし、ピーマンはアメリカ国立がん研究所ががんとの闘いにおいてかなりの戦力になることを公式に認め、発表したデザイナーフーズ(がんに抵抗する上で重要な食品群)の第Ⅱ群(重要度No2グループ)にランクづけたほどです。

ピーマンは通称「がん予防のエース」(A・C・E)と呼ばれる栄養素を含んでいます。AはビタミンAとなるカロテン、そして、CはビタミンC、EはビタミンEです。これらはがん予防をはじめ、様々な生活習慣病や老化防止に役立ちます。

ピーマンに含まれているビタミンCは、他の野菜に含まれているものと違い、熱に強いという長所を持っています。加熱しても失われにくいのです。

油と一緒に摂取するとビタミンAの吸収率も高まりますから、ピーマンは炒め物の具材として用いるのが一つの効果的な調理法です。

ピーマンには一番オーソドックスな緑色のほか、赤色や黄色いものもあります。ちなみに、パプリカもピーマンの一種です。

赤ピーマンであれば、通常の緑色のピーマンに比べてビタミンCの量が2~3倍、レモンの2倍近く含まれています。その鮮やかな赤色を生かして、見た目も美しいサラダなどの一品にしてみるのはいかがでしょうか。

ねぎ

主役となる機会は少ないものの、補助的な位置からいつもすばらしい彩りを加えてくれるのがねぎです。一年中スーパーで見ることができますが、旬は冬です。

ねぎは硫化アリルの一種であるアリシンをたくさん含んでいます。

硫化アリルは体内のがん細胞を攻撃してくれるナチュラルキラー細胞を活性化して、私たちの身体ががんとの闘いを有利にすすめるのに役立ちます。

そのほか、ねぎには強力な抗酸化作用を持つビタミンCが多いため、細胞のがん化を抑制してくれます。

ねぎはうどんなどの麺類、味噌汁などの汁物や冷奴の薬味をはじめ、煮物や炒め物などに使えるため、その活躍は多岐に渡ります。風味や味覚で私たちを楽しませてくれるばかりか、味方となって共にがんと闘ってくれる頼もしい食材なのです。

しょうが

ピーマンの説明でも紹介しましたが、アメリカ国立がん研究所ががんとの闘いにおいて重要な食品群を示したデザイナーフーズというものがあります。

これを参考にすることにより、どの食材が重要なのか知る手がかりとなります。しょうがはその中で重要度No1グループにランクされています。

しょうがには抗炎症作用があり、これは、がんが発生するプロセスを妨げ、発がんを阻止してくれます。また、強力な抗酸化作用もあるため、活性酵素によって引き起こされる細胞のがん化を防いでくれます。

近年になってしょうがの栄養素、大切さが知られるようになり、人気が高まっています。臭みを消してくれたり、体を温めてくれるなどの効果もありますから、魚料理や寒い冬の日に飲料にするなど、様々な方法で美味しく摂ることができます。

ここでは、がんに良いとされる食品の中から、ピーマン、ねぎ、しょうがについて注目しました。

一口に野菜といってもその種類はたくさんあるため、どの野菜ががんとの闘いにおいて特に効果的なのか知っておくことは大切です。そして意識しながら食べるとさらに効果を期待できます。

日本人の2人に1人ががんに遭遇する時代ですから、他人事といわず、皆で食事の面からも取り組んでまいりましょう。