男性に多いのは大腸がん 女性に多いのは乳がん

検査もしていないのに安心していませんか?

日本人の2人に1人ががんになる時代ですが、ほとんどの人は自分はどこも悪くないと思っており、自分ががんになるとは思っていません。

単純に2人に1人と考えるとき、自分がガンになる確率は50%もあるのに、悪いことが自分に生じるとは考えたくないのが人間の本性なのでしょう。特に家族・親族にがんの人がいない非ガン家系の場合、安心してしまう確率は高くなると言われています。

性別で見たガン患者数 2013年
男 性女 性
1 位大腸がん乳がん
2 位胃がん大腸がん
3 位前立腺がん肺がん

性別でみたガン患者数では、男性に一番多いのは大腸がん、女性に多いのは乳がんとなっています。下記の表をみるとわかるように、必ずしも患者数が多いガンが死亡率がトップのガンというわけではないようです。

死亡率でみるガン 2013年度
男 性女 性
1 位肺がん大腸がん
2 位胃がん肺がん
3 位大腸がん胃がん
4 位肝臓がんすい臓がん
5 位すい臓がん乳がん
6 位前立腺がん肝臓がん
7 位食道がん子宮がん
8 位白血病白血病

2013年のがんの死亡率を性別でみると、男性の場合、亡くなるガンで一番多いのは肺がんとなています。これは喫煙が大きく関係していると考えられます。

一方、女性の場合は、亡くなるガンで一番多いのは大腸がんとなっています。これは、女性に総じて便秘が多いことが関係していると思われます。便秘になると有害物質が長く体内にとどまり、大腸内で悪い影響を及ぼすからです。

がんは早期発見・早期治療が重要

自らがガンで死亡するリスクを減らすために重要なのはなんといってもがん検診です。がんは発生しても初期の頃は自覚症状がないので、自分では気づかず、知らないうちにがんが成長してしまうのです。がん検診を受ければ、自覚症状がなくても発見できます。

しかし、残念ながらがん検診は全国では受診率が20%ほどにしか満たないのが現状です。

がんは早期に発見できれば、90%ほどの高確率で治療可能な時代です。放置して進行するとより治療は難しく、手遅れになる場合もあるのです。

大切なのは、とにかくがん検診を受けることです。それで、もし異常が見つかったなら、最終的な結果がわかるまで精密な検査や必要な治療をすべきです。

異常がみつかったのに放置しておいたのでは検査した意味がありません。とことん突き詰めてはっきりさせましょう。それは自分自身や家族のためでもあるのです。