がんに効くまいたけ成分「Dフラクション」

まいたけ

きのこ類の「舞茸(まいたけ)」から抽出された成分であるDフラクションは、強力な抗腫瘍作用を持っています。もともと自然界のきのこ類の多くに、抗がん作用、抗ウイルス作用、血圧降下作用、血糖降下作用、コレステロール低下作用、抗血栓作用など、様々な特筆すべき作用があります。

これらの薬効の中心的な役割を果たすのが多糖類であるグルカンと呼ばれるものであり、β-D-グルカンはその中でも特に抗がん作用が強いということで注目されています。

Dフラクションは、まいたけから抽出された成分の中でも、とくにβ-D-グルカンを選別した健康食品に位置するものです。

小腸の吸収力が弱っていても大丈夫

がんに効く「AHCC」のページでも注目した抗がん作用の強いAHCCの場合、小腸で吸収されるという特徴があります。しかし、小腸の吸収力が何らかの要因で弱っている場合、せっかく取り入れたAHDDは吸収されずに体外へ出てしまいます。

ところが、このDフラクションは、分子量の違いから小腸では吸収されず、腸壁に付着した状態で免疫活性化作用を発揮します。ですから、小腸の働きが弱っている時でもDフラクションなら問題なく効果を発揮することができます。

AIDSにも効果

アメリカにある国立がん研究所はがんとAIDS(エイズ)の基礎研究の世界最高機関とされるところです。そこで行われたマイタケエキスの研究により、強力な抗エイズ作用があることがわかったというのです。

周知の事実のとおり、AIDS(エイズ)は、「後天性免疫不全症候群」と呼ばれる免疫系が障害を受ける疾患です。このAIDSに効くということは、免疫力の維持や活性化において効果があるということです。つまり、がん細胞を攻撃する免疫系の活性化に効果があるとも言えるのです。

きのこ類を食べよう

このように、Dフラクションはまいたけ由来の成分ですから、日常生活の食事において、まいたけをはじめとするきのこ類をできるだけ摂取するのは良いことです。

舞茸(まいたけ)だけをとってみても、抗がん作用以外に、ビタミンB2による肌荒れの防止、不溶性食物繊維による便秘の解消、腸内の環境を整えてくれる水溶性食物繊維、余分な塩分を排出したり、むくみ解消に役立つカリウムなどが含まれており、カロリーも低いため、ぜひとも加えたい食材のひとつです。

きのこ類には、エリンギやしめじ、しいたけ、マッシュルーム、えのきだけ、なめこなど多くの種類があります。ここで登場したβ-D-グルカンと同じ多糖体であるβーグルカンは多くのきのこ類に多く含まれ、がんの抑制効果を期待できますので、まいたけ同様、意欲的に食べたい食品です。