ガンに効くとされるメシマコブ

メシマコブ

きのこの一種

あまり聞き慣れないメシマコブとは、きのこの一種で野生の桑に寄生しています。日本では西日本一帯、外国においては、中国・フィリピン、ベトナム、オーストラリアなど広域地域で観察されます。

メシマコブの抗がん作用については、お隣の韓国で盛んに研究や治験がなされ、すでに免疫賦活剤として正式に医薬品認定を受けています。

日本において医薬品認定は受けていませんが、韓国におけるメシマコブの効果を近くに見ながら、その効果性に大いに注目が集まっています。

抗がん作用

では、メシマコブにはどのような抗がん作用が観察されているのでしょうか。

マウスを使った実験で、ガン細胞をマウスへ移植して人為的にガンを発生させ、メシマコブを投与したマウスとそうでないマウスを比較し、その後のガン細胞の増殖にどのような差が生じるかをみました。

何も投与されなかったほうのマウスは、腫瘍が順調に成長しました。これに対し、メシマコブを投与したほうのマウスは、腫瘍がわずかに成長したに過ぎませんでした。このことから、メシマコブがガン細胞の増殖を阻止したことがわかります。

その他、多くの実験や治験により、メシマコブに関し、次のような結果が報告されています。

  • 脾臓内の免疫細胞であるB細胞とマクロファージがパワーアップ
  • 免疫細胞リンパ球の形成を3倍以上に増強
  • 腹腔内のリンパ球増大を誘導し、がん細胞除去能力が向上
  • マウスの場合、抗体反応を120倍以上へ増大

メシマコブは間接的にがんを攻撃

メシマコブはどのようにしてガンを攻撃するのでしょうか。実はメシマコブは自分でがんを攻撃するのではありません。韓国で免疫賦活剤として医薬品認定されていることからもわかるように、人間の体内にもともと備わっている免疫機能を向上させることにより、それらがガンを攻撃してくれるのです。

メシマコブの中には、高分子多糖体(β‐グルカンやタンパク質複合体など)と呼ばれる有効成分があり、これらが抗ガン作用があるものです。

つまり、高分子多等体の中の「β‐グルカン」や「タンパク質複合体」などが、がんを攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)をはじめとする免疫細胞全体を活性化し、ガン細胞への攻撃を強めてくれるというわけです。

メシマコブ自体は低コレステロールの普通のきのこですから、食べても特に副作用があるわけではなく、健康に良い食品です。そのようなきのこの一種に強力な抗がん作用が見つかったというわけです。

ただ、メシマコブはスーパーに行けば簡単に手に入るようなしいたけのようなものではありません。天然のメシマコブはどこにでも生えているわけではなく、入手が困難です。加えて、人工栽培が難しいので粉末やエキス顆粒などに加工された健康食品としての入手になるかと思われます。