よく眠れるヒントでがん対策

コーヒー粉

コーヒー粉の香りでよく眠れる

私たちは、よく眠れた日は気分もすっきりとしており、体も元気です。それは身体内でも同様で、しっかり眠ると抗がん力が強まり、がん耐性のある身体ができあがります。ここではよく眠れるためのヒントをいくつかご紹介しています。

寝返りの打ちやすい寝具

質の良い睡眠のためには、寝返りを打ちやすい寝具にしておくことが関係しています。大抵の人は一晩に10~30回ほど寝返りをうつといわれていますが、寝返りは体位の変化だけでなく、ノンレム睡眠とレム睡眠の切り替えスイッチの役割も果たしています。

スムーズに寝返りができるなら、より深いノンレム睡眠に入ることができると言われていますので、転がってみて寝返りが打ちやすいかどうか確認してみましょう。

マットレスや敷布団をずっと同じ位置で長期間使用しているとお尻の部分がくぼんできます。そうなると、寝返りが打ちにくくなるので、半年に一度くらいは敷布団やマットレスの上下を入れ替えたり、裏表を逆にしたりすることも役立ちます。

温度と湿度

夏の寝苦しい夜を経験したことのある人は多いことでしょう。今はエアコンを使って温度や湿度の調整が可能ですから、良い睡眠のために眠りやすい環境づくりを行なうことができます。

眠りに適した温度はだいたい26℃ほどで、湿度は50~60度に保っておくと眠りやすいようです。タイマーを使う場合、入眠時だけでなく、最初の深いノンレム睡眠が終わる3時間後くらいにセットしておくと良いでしょう。

上手に入眠するには

寝具や温度や湿度以外にも上手に入眠するために、視覚・聴覚・嗅覚を軽く刺激することが役立ちます。

視覚

たとえば眠るとき、真っ暗にしているほうが眠りに落ちやすいと思う人も多いはずです。しかしそれは間違っていることもあります。刺激が全くない真っ暗な中では脳が刺激を求めて活動しようとし、それによってかえって眠りが妨げられたりします。

ですから、真っ暗にするよりは少しだけ脳に刺激を与えるものがあるほうが眠りにつきやすいのです。

フットライトのようなそれほど明るくなく、人の姿がぼんやりと見えるか見えないかくらいの明かりがあるほうが軽い視覚の刺激となってリラックスでき、入眠しやすくなります。

聴覚

聴覚についても同じようなことがいえます。無音よりは軽い刺激になるような、「何か流れているな」程度の音楽があるほうが眠りにつきやすいようです。自分が好きな音楽というより、あまり注意をひかない関心のない音楽のほうがよいでしょう。

好きな音楽だと脳には刺激が強すぎてかえって眠りの妨げとなります。ですから、たとえば、ポップスが好きな人は穏やかなクラシックを30分程度タイマーセットしてごく小さな音で流すといったことができます。

嗅覚

嗅覚についてはどうでしょうか。アロマなどがよいかもしれませんが、ここではコーヒー豆を挽いた粉に注目します。コーヒーにはカフェインが含まれているため、そんな匂いをかいでしまったら覚醒して眠れなくなるのではないでしょうか。

じつは、コーヒーに含まれるカフェインは飲まないかぎり私たちの身体には入ってきません。香りからはカフェインの影響はないのです。

コーヒー粉の香りには、眠りにつきやすくしてくれる何らかの成分が含まれていることが脳波の分析からわかっています。

脳波には脳がリラックスしていることを示すα(アルファ)波というものがありますが、コーヒー豆を挽いた粉の香りを嗅いだ時にこのα波がより増えているのです。

ですから寝るときにベッドの脇などにコーヒー粉を少量置いておくと、脳はリラックスした状態で寝つきやすくなるのです。なかなか眠りにつけず悩んでおられる方は一度実践してみることをおすすめします。