がん対策 昼寝をして夜よく眠る

よく眠りましょう

眠りとガンの関係はどのようなものでしょうか。人間にとって眠ることは食べることと同じほど重要なことです。もし眠りが足りないとどんなことが生じますか。

眠りが不足すると、対ストレス性が低下します。ストレスはよく言われているように、発がん性を上昇させる要因です。また、睡眠の不足によって免疫力が低下します。

人間の体内では毎日のようにがん細胞が生まれていると言われていますが、それでも私たちががんにならないのはこの免疫系が元気に働いてくれているからなのです。ですから、いつもよく眠る習慣を大切にしましょう。

ここでは昼寝が夜の睡眠に及ぼす影響について注目しています。

昼寝

良い睡眠をとるためには軽い昼寝をすることが助けになります。人間の身体というのは、体内時計を持っており、1日のうちでも眠気のピークの時間帯があります。

普通、1日のうちで最も眠気が強いのが午前2~4時くらいです。2番目に強い眠りのピークは昼の2~4時の間くらいです。昼の眠気のピーク時に軽い睡眠(15分程度)をとることによって、メリハリがつき、夜の睡眠の質が向上するといわれています。

15分の昼寝をする前にコーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインが入っている飲料を飲んでから昼寝をすると、すっきり目覚める助けになります。

カフェイン入りの飲み物が体内へ入ってから吸収されるまでに15分ほどかかりますから、昼寝の前に飲むと15分後のちょうどよいタイミングでカフェインの効果が出て、目覚めやすくなるわけです。

人間の脳が処理している情報のうち、およそ8割は目から入ってくる視覚情報だと言われています。15分という短い時間でも目から入ってくる情報を遮断し、脳を休ませてあげることによってその後の活動量を回復し、心地よい疲れで夜の睡眠も取りやすくなるというわけです。

眠りに入ってから最初の3時間が大切

質の良い睡眠の条件にはノンレム睡眠(脳が休んでいる睡眠)が不可欠です。そのためには、夜の睡眠の最初の3時間ぐっすり眠ることがポイントになってきます。なぜ最初の3時間なのでしょうか。

なぜなら、人間は寝ついてから3時間の間に最も深いノンレム睡眠に入るので、最初の3時間が大切というわけです。深いノンレム睡眠に入ると成長ホルモンがたくさん分泌されます。

成長ホルモンは、体の細胞のメンテナンスをしてくれるホルモンで、それが多く分泌されるほど良いわけです。

成長ホルモンはたとえば、脳の疲労回復、脂肪の燃焼、病気への抵抗力増強や筋肉などの体組織の修復・再生をしてくれます。逆に成長ホルモンが足りないとガンや他の病気への抵抗力が下がったり、疲れがとれなかったりするので、とても重要な役割を果たす物質といえます。

このように昼は軽く、夜はよく眠り、成長ホルモンをたくさん分泌してガンに有利な闘いをしてゆきましょう。